なろう系アニメが好きか嫌いかといわれると自分は7割ぐらい嫌いです。
その原因が何なのか、
気持ち悪い「なろう系」作品の3つの特徴。童貞っぽさ・ご都合主義が原因? という記事を読んでいました。
自分がなろう系アニメ嫌いの理由、転スラを例に出すと、
毎回ご都合主義の主人公の強さを示して相手に認めさせ屈服・配下にする、というパターンの繰り返しだったので
途中で見るの脱落しました。作者の人となりが透けてみえて、この先の展開も同じだろうなぁ・・・とうんざりしたのです。
漫画の方はちょろっと見た感じ漫画としては面白そうだったのですけどね・・・。
でもって好きなものとして、慎重勇者はかなり好きなアニメでした。ちゃんと努力してる主人公だったので。
で、この記事で何がそんな嫌なのかを文字にしてくれていました。
以下引用。
主人公が空気の読めない正論オバケなのが気持ち悪い
社会不適合者ばりに正論をぶちまける人物が主人公であるなろう系作品も、気持ち悪いと言われやすいことがわかりました。
例えば悪いことをしている人がいて、その人に「そんなことしちゃダメですよ。小学校で習わなかったんですか?」と真顔で煽り、
怒って殴りかかってきた相手をチート能力で懲らしめるという展開がテンプレになります。
悪いことを悪いと伝えるのは良いのですが、伝え方というものがあります。
相手を改心させたり納得させたりするというよりも「自分よりも明らかに下の相手を煽ってバカにしたい」という思惑が
先に出てしまっている表現や展開が、気持ち悪いと言われる要素の一つになります。
最後の2行が特になろう系嫌いの原因として感じていたポイントなのです。
自分は古い熱血アニメ世代の人間だからか、せめて対等の相手、自分より上の相手(力や技術も)に
対して煽るなら面白いと思ってしまう。喧嘩商売、喧嘩稼業みたいな漫画は面白いし良いなって思う。
が、今の世代のニーズ(?)は上記引用のような自分より下の見下す相手を連れてきてバカにする、がベースに存在する。
ドラ泣きとかもよくそんなワード思いついたな、出せるなって思っていたけれど、根底に見下しがあるならその発想に納得してしまう。
そのワードを作った人の心の潜在意識が透けて見えるのです。
見下しが根底にある物づくりは自分にとって鬼門なんだろうなぁ・・・
良くも悪くも今の時代を反映しているのでしょうね。