11/17_2 さよなら、サイコパス5

別れた後の否認の段階

この段階を終えるまでは、大きな決断を下すことだけは何としてでも避けた方がいい。
僕は、そう強くおすすめしたいんだ。
特に、金銭や友人関係が絡んで来る場合、早まったことはしないのが得策だ。
どうしてって?
あなたは当面の間、自分自身の勘を信用しない方がいい...からだよ。
僕が本書の中でここまであなたに真向から意見するのはそうそう無いことなんだけど、ここでは敢えてそうせざるを得ない。
今のあなたは、何もかもがバランスを失った状態にある。
あなたの直観能力は歪められてしまっている。完全に狂わされている。
それもこれも、サイコパスから受けた虐待のせいさ。
友人関係を整理したければ、まずは回復のプロセスを一通り済ませてからでも決して遅くはない。
「毒のある友人」(toxic friends)疑惑のある人物については、当分の間距離を置きさえすればいい。
無理に一対一で対処する必要は無いし、わざわざ不愉快な思いをしに行く必要も無いよ。

なるる・・・

「今、ちょっとゴタゴタしてて」と一言だけ言って、落ち着きを取り戻した時点でまたこちらから連絡すればいいんだ。

自分自身の勘が鈍っている・・・。

暴言吐かれてどうしようかと思っていたけれど、回復のプロセスが済むまではこのワードで切り抜けよう。

 

ソシオパス

出会った当初は、無邪気で、謙虚で、いい意味での子供っぽさがあって、その上思慮深さも併せ持った人...といった感じ。
「こんな人、めったにいない!」と惹かれる気持ちも、まぁ、わかるよ。
だが、ターゲットが完全に奴の手中に落ち、「もう逃げる心配は無い」となった辺りからは、さすがのあいつも本性を隠しきれなくなっていく。
独善的。
やたらと偉ぶる。
おまけに、自己愛人間(ナルシシスト)。
何よりも、誰よりも、自分が大事!と来ていやがる...。

ソシオパスについてですがサイコパスでも同じ展開だなぁ💧

 

サイコパスとひとまず関係が切れた後は、とにかく
絶縁/ノーコンタクト(No Contact)を貫き通すことだ。
奴の対人操作トリックと、新たな虐待の魔の手から自分の身を守りたかったら、取るべき道はただ一つだけ。
例外なんてあり得ない。
サイコパスと再会したところで、いい事なんて一つも無いからね。
取るに足らない接触のように思われる場合でも、ダメなものはダメだ。
せっかく順調に回復しつつあったのに、ここで奴と接触すればそのプロセスにブレーキがかかってしまう。
「やめときゃよかった」って、絶対に後悔することになるよ。
コミュニケーションがどのような形であれ、一度サイコパスとやり取りすればダメージを受けるのは間違いなくあなたの方。
先方はかすり傷一つすら負わない。

別れた後は回復するまでの間、絶対会ったりコンタクト取ったりしちゃダメ!

周囲の誰もが──ただ一人の例外も無く──私を制止しようとした。
「サイコパスのことをあれこれ調べるのは止めとけ」と。
でも、私としては、一つでも多くの嘘を暴いてやりたいという気持ちに突き動かされていたため、
周囲の制止を振り切ってそのまま真実を探し続けたのだった。
その判断は正しかった。今も自信を持って言える。
なぜ正しかったと言えるのか?
それは私が
サイコパス本人、並びにサイコパスと関わりのある人々とは接触せずに、あくまでもその周辺から「真相は何か」を調べる
という方針を徹底的に貫いたからだ。~~~
頭の中がサイコパスのことばかり、脳内はハイジャックされたも同然、という時でも、浮かんで来る考えは無理に遮断しなくていい。

まさしく今の自分・・・その考察の執念は狂気に見えるかもだけど、これらの工程は回復を早めるらしい。

「サイコパス(精神病質)」と関わって傷を負った場合は、むしろ自分から動いて積極的に情報を求めるべきだ。
サイコパスについての知識を得れば得るほど、回復が早まる、というのが定説だから。
立ち向かっていくことによって、自分自身の姿が次第にはっきりと見えるようになる。
今まで見たこともなかった自分の新しい側面に出会える。
しかも、以前と比べて、自己省察は一段と深みを増したような気がする。

これが創作にも反映されると御の字だけど

 

 

非の打ち所の無い彼。しかしたまに会話で挟まれる嫌いな人間に対して悪口。

あまりに冷酷な見方をし、また「話し合い」という手段が彼の中で欠けていることによしおは気が付く。

取るに足らないことさ、ボクにそれだけ心を開いてくれてるんだよ。

そうよしおは自分に言い聞かせ更なる深みにはまっていく。

この、第三者を使ったサイコパスの罠にすでにハマっていることなどつゆ知らず。

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